2013年8月4日日曜日

サマーフェスタin いすみ協賛イベント「海からウオッチング」クルーズを開催します。

いすみ市の沖合は魚や海藻の宝庫「いすみ根」があり、その魚を餌に小型の鯨「スナメリ」が生息しています。涼しい風の中、海から陸地を見ながら、海鳥やスナメリとの遭遇を楽しみます。船は安定性の良い釣り船で、安全に航行します。

●開催期間:2013年7月21日(日)~8月25日(日)の毎土日・祝日に行います。
●予約:前日までの予約制、但し、当日空きがあれば参加OK。定員20名様
●費用:大人(高校生以上)2,500円/1人
    こども(中学生以下)1,000円/1人*幼児6才以下のお子様は乗船できません
●時間:14:00集合14:30~16:00
●受付場所:大原港入り口「いすみ市農漁村体験案内所」
●予約連絡先:090-8015-2540(松鶴丸中村船長)*9:00~17:00までに。
 メール:shoukaku1950@gmail.com
●お好きな時にチャータークルーズも可能です。料金、条件はお問い合わせください。

注意:クルーズは天候、波の状態によって中止の場合があります。開催前日18:00までの決定しますのでご確認ください。

[集合場所マップ]

2012年7月21日土曜日

2012年「海からウオッチング」開催

今年も「海からウオッチング」クルーズを開催します。

いすみ市の沖合は魚や海藻の宝庫「いすみ根」があり、その魚を餌に小型の鯨「スナメリ」が生息しています。涼しい風の中、海から陸地を見ながら、海鳥やスナメリとの遭遇を楽しみます。船は安定性の良い釣り船で、安全に航行します。

●開催期間:2012年7月21日~8月26日の毎土日・祝日に行います。
●予約:前日までの予約制、但し、当日空きがあれば参加OK。定員20名様
●費用:大人(高校生以上)2,500円/1人
    こども(中学生以下)1,000円/1人*幼児6才以下のお子様は乗船できません
●時間:14:00集合14:30~16:00乗船
●受付場所:大原港入り口「いすみ市農漁村体験案内所」
●予約連絡先:090-8015-2540(松鶴丸中村船長)*9:00~17:00までに。
 メール:shoukaku1950@gmail.com
●お好きな時にチャータークルーズも可能です。料金、条件はお問い合わせください。

注意:クルーズは天候、波の状態によって中止の場合があります。開催前日18:00までの決定しますのでご確認ください。

[集合場所マップ]

2011年8月1日月曜日

スナメリが見られました

7月28日、流山市にある学童保育のママ・サポート(上野校長先生)のこどもたちがいすみにやって来て夏合宿を行っています。第一回は30日に終わりました。29日は午前中ボディボード、午後クルーズ、下船後岬町椎木の小川で生きもの探しと、盛り沢山のスケジュールでした。

私は学童保育で里山、里海体験をさせていることにとても感銘を受けました。体験したこどもたちは、いすみで過ごした3日間、今後の人生に大いに役立つ感性が身に付くのではないかと思っています。

2日目の様子をクルーズを中心に画像にて紹介しますのでご覧下さい!

松鶴丸船長中村さんが、いすみの海はいすみ根(器械根)があるから生きものたちで賑わっているのだと、こどもたちにお話をしています。

好奇心に満ち溢れたこどもたちは、船長さんのお話に、質問などもして目を輝かせながら聞いていました。

オオミズナギドリの大群にも出会いました。また、撮影することはできませんでしたが、背を頂点に、湾曲した体形で海面から一瞬現れたスナメリがみられました。(連続して2回)。

こどもたちはピッチングやローリングしている船をとても楽しんでいました。






椎木の小川で生きもの探しをしているこどもたち。この小川は椎木堰(ため池)から流れてきます。、生きもの探しはちょうど太東駅に接する場所でおこないました。上野校長先生は30cmくらいもあるコイを網で救い上げました。そのときの校長先生の喜びの声とこどもたちの喚声は岬中を響き渡るようでした。



夷隅郡市自然を守る会の青木さん(いすみ環境と文化の里にお勤め)が、ミルソウにてこどもたちに説明しているところです。モツゴ、ヌマエビ、タイリクバラタナゴ、コイ、カワニナ、ウシガエルの幼生などが採集されました。

2011年7月18日月曜日

2011年度クルーズ実施要項

さわやかな潮風に吹かれながら、自然あふれるいすみ市を海洋からクルーズして頂く企画です。普段見ることの少ない海上からの眺めは、ご参加くださる皆様にいつもとはひと味違ったいすみ市、いすみの海をご堪能いただけると思います。また、海ではステキな、スナメリとの出会いがあるかもしれません!探してみてください!
※当イベントは期間中の土日、祝日のみの開催となりますので、お申し込みの際にはお気をつけ下さい。


人数 最低遂行人数・・・ 5名


受入人数・・・ 20名



下記 注意事項は必ず確認下さい

▲注意事項 必ずご確認ください▼
・申込受付可能時間は午前9時~午後5時
・幼児(6歳以下)のお子様は乗船できませんのでご了承ください。
・参加は前日までの予約制です。ただし空きがあれば当日参加も可能です。
・チャーターについてはご相談ください。
・荒天により出船できない場合がありますのでご注意下さい。
・出船状況を前日の午後6時までに決定いたします。

2010年8月11日水曜日

中学生のための自然観察会(スナメリの大群!)

2010年8月10、11日
夷隅川流域生物多様性保全協議会主催による、夷隅川で繋がっている中学校(大原中、国吉中、岬中-10日、大多喜西中、大多喜中ー11日)の中学生たちのための観察会がありました。夷隅郡市の山々、森、田んぼの広がる平野や市街地、海が夷隅川を通して繋がっていることを、中学生たちはこの観察会を通してあらためて認識されたのではないかと思っています。そして、自分の育っている夷隅郡市の自然の素晴らしさを実感できたのではないでしょうか。この暑い夏、次の時代を担う中学生たち70名近くが夷隅川流域にある燈台とその周りに集ったということは、大変意義深いことであったと思っています。いすみ夢鯨の会、夷隅郡市自然を守る会の活動も、次の世代を担う若者たちと強い絆で結ばれていくことを、とても重視しています。その意味でも、この観察会を中心的に進めてこられた自然保護課、生物多様性センターの青木さんにあらためて敬意を表します。
今回の観察会のコースは、各中学校を出発して、太東海浜植物群落地見学→アカウミガメ産卵場所見学→夷隅川河口の干潟(ラグーン=潟湖のある干潟)で干潟の生きもの採集、と観察)→燈台(燈台に関わるお話とお昼)→大原漁港からのクルーズ(クルーズに関わる説明とクルーズ)→各中学校に戻るというものでした。*大多喜中、大多喜西中の皆さんはいすみ鉄道で大原駅までやってきました。
青木さんをはじめ生物多様性センターの皆さん、市の関さん、夷隅郡市自然を守る会、いすみ夢クジラの会の皆さん、NPO太東埼燈台クラブの皆さん、中学生の皆さん、先生方、そして3人の船長さんお疲れさまでした。             白いコウモリより


太東の海浜植物群落地に向かうバスの中で。千葉県自然保護課、生物多様性センター室長の森さん、柴田さん、自然を守る会の手塚さんと大多喜西中、大多喜中の生徒さんたち。

わが国で最初に天然記念物に指定された太東海浜植物群落地の碑の前にて。手塚先生の説明に熱心に耳を傾けている生徒さんたち。

天然記念物指定地内で咲き乱れるスカシユリ。かつて岬町の町花でもありました。

アカウミガメ産卵巣の柵を囲んで、ウミガメのお話をしました。この写真は2007年7月29日朝方に上陸して産卵、帰海する親亀を撮影した写真です。涙を流しているようですが、塩分を目から排泄しているのです。舐めてみるととてもしょっぱいそうです。

夷隅川河口ラグーン干潟で、干潟の生きものを採集している中学生さんたち。遠方に太東埼燈台が写っています。

自分の両方のハサミを振りかざしているコメツキガニ。次の瞬間にはハサミを振り落とすのですが、丁度、米を搗いているように見えることからその名が付きました。頭上の丸い粒見えますか?砂団子です。このお団子は、食べる前の砂と比べるとてもきれいです。干潟のお掃除屋さんと私は呼んでいますが、私一人だけがそう呼んでいるのかもしれません。

イソシジミ。アケミ外ガイとも言います。この干潟では砂を掘ると、確実に採集できる貝で、ほとんどの生徒さんが採集していました。この辺ではひらぼと呼んでいます。

ニホンスナモグリ。アナジャコとは違って片方のハサミが大きいのが特徴です。今回の観察会では2匹と、中々見つけるのが難しいかったですね。

イソテッポウエビ。パチンと破裂音がすると、生徒さんたちは何となく頷いてニヤニヤしていたように思います。けっこう生徒さんたちは見つけていました。
太東埼からの眺望。勝浦の海岸線付近から源を発し、内陸を蛇行しながら海に注ぐという夷隅川が、眼下に見えます。河口には左右に干潟が広がっています。午前中は、その干潟で中学生さんたちがカニたちと戯れたりして、賑わっていました。遠方に突き出た岬は大原港近くの八幡岬です。

太東埼てっぺんで、NPO太東埼燈台クラブの代表の橋本さんが、中学生たちに熱烈に歓迎の気持ちをこめて御挨拶をしているところです。NPO太東埼燈台クラブは、20年前荒れ果てた燈台周辺を整備し、お掃除をしたりしてきれいにしてきました。いすみ市のシンボルになっています。天空のお店もボンティアで運営しています。来た方々にお茶のサービスもしてくれて、とても人間味のある空間です。

太東埼燈台及び周辺について、お話をなさっているNPO太東埼燈台クラブの中島さんです。大都会からこちら魅力に惹かれてやってきた方です。10日には小倉さんが地理的なお話もしてくださいました。

体験案内所にて、松鶴丸船長中村松洋さんが、中学生さんたちに自然観察クルーズのお話をしているところです。いすみ根(器械根)が生きものたちで賑わっていることについて、漁師をして日頃の体験を、実感をこめて話していました。中学生さんたちもそのお話に耳をそばだてて聞きいっていました。

第一松鶴の船長中村松洋さん、第二松鶴の船長中村洋行さんが今日(8月11日)は、めずらしく?もお二人で操舵室に入っていました。お二人の船長さんはご兄弟です。お兄さんはマイクを握って生徒さんたちに、いすみの海の魅力について、中学生さんたちにガイドされていました。

斉藤船長さんが鈴栄丸を操船しています。いつもは釣船のお仕事が終わると、お昼から自分のお店=船頭の台所の料理人として頑張っています。海の幸を新鮮で美味しく食べられるので、ぜひお勧めです。

鈴栄丸の舳先でクルーズを楽しんでいる大原中の生徒さんたちです。

少しローリングしている鈴栄丸ですが、生徒さんたちも慣れてきたせいか揺れを楽しんでいました。

舳先で快適なクルーズを楽しめる時は、海が穏やかな時です。生徒さんたちは、遥か彼方に一艘の釣船が過ぎていくのをロマンチックな気分で眺めていました。私も学生時代、1週間の乗船実習がありました。船に乗るとなぜかロマンチストになるんですね。
クルーズのスタッフのでもあり、夷隅郡市自然を守る会の事務局長さんでもある手塚さんが、生徒さんたちにガイドしています。

海の風を切って航行するので、涼しくも感じられるようで、とても快適なクルーズでした。生徒さんたちも大満足のようでした。

真鯛放流船に出会いました。沢山の稚魚を漁師の方々が放流しているところです。獲るばかりではなく、養殖してそれを自然にかえす漁業もしていかないと魚もいなくなってしまうついうことで放流しているのです。松鶴丸の船長さんの中村さんは、獲るだけでは、漁業資源が枯渇してしまうことを、いろいろなところで訴えています。

クルーズでは船が何かの原因で沈没したり、荒波で船が揺られて海に投げ出されたときのために、ライフジャケッを身に着けます。海はいろいろな顔をもっていますので、甘く見るととんだ災難に出くわしてしまいます。

操舵室の屋根ー甲板でスナメリや魚たちの群れがいないかと、見張っているスタッフの方々です。

中村船長さんは、鋭い鷹のような目で遠くのスナメリの大群を捕らえ、我々を群れの近くまで導いてくれました。はじめての乗船でこのような光景に出くわすなんて何とラッキーな中学生さんたちなんでしょうか。毎日のように乗っている中村船長さん、このような光景を、今までにみたことがないとおっしゃっていました。50頭近くいたのではないでいでしょうか。

いつも見かけるスナメリですが背中がちょっとだけ見られるだけで、このように、全身が水中から飛び出すのは、私は初めてです。宙に舞うスナメリということでしょうか。望遠で手振れもなるべく抑えての撮影でした。とても満足しています。体の割りに鰭(前肢)が大きいのがよく分かります。背中についている海水を飛び散らしている様子はとても圧巻ですね。

2009年9月17日木曜日

夷隅川クリーン作戦



























 9月17日(木)大多喜中学校の3年生達と、大多喜の町を流れる夷隅川で川のお掃除を行いました。今回の企画は、大多喜中学校の総合学習での取り組みと、夷隅川流域生物多様性保全協議会(いすみ夢鯨の会、夷隅郡市自然を守る会、ビーチクリーンアップ岬、NPO燈台クラブ、畦道クラブ、いすみ市、千葉県環境生活部自然保護課生物多様性戦略推進室で構成されている) が、中学生を応援する形で行われました。(他に地域整備センター、大多喜中の先生方がご協力してくださいました)。開会式では15分くらい、ビーチクリーンアップ岬の代表として大藪の方で海岸の現状と、夷隅川がいすみの山、田、海岸、海などの素晴らしい自然を育んできていること、また育んでいることについて説明しました。そして山側の自然と海側の自然が深くつながりを持っていることを強調して、今回の川掃除(夷隅川クリーン作戦)が、夷隅川流域の自然環境を復活させていくことにつながる重要な意味をもつことを中学生達に説明しました。


土手から見た夷隅川はとてもきれいに見えるのですが、ちょっと大げさに言えば、川の中はゴミだらけというのが、拾い集めたゴミの山からの印象でした。これだと、いすみ自然観察クルーズで航行しているいすみ根に少なからず悪影響を与えているなと思いました。大藪

2009年9月12日土曜日

4人の青年達のクルーズ

 本日のお客様は4人の青年達でした。体験案内所で、中村船長さんが、いすみ根の自然を熱く語りはじめると青年達は熱心に聞き入っていました。青年達は1つの会社に勤務する方々、今日は申し合わせて、お休みをとりこのクルーズに参加したのでした。ブログを通して、こんなに素晴らしいクルーズがあることを知ったそうです。公園、庭園、水上バスに関係するお仕事だそうです。ランドスケープにも関係したお仕事だそうです。本日Aさん(ランドスケープのお仕事をなさっている)がスタッフであったらもっと話が弾ずんだことでしょう。クルーズでは、コアジサシ(アジサシ?)、ウミネコの大群に出会い、青年達はとても感動し、満足していました。アジサシの大群は、大群の魚に狙いを定めて盛んにダイビングしていました。劇的なシーンをカメラに収めたのですが、家でパソコンで編集しようとしたところ、SDカードがおかしくなり、開くことが出来なくなりました。そこで、今電気屋さんに修復中です。もし修復できましたら、このブログにアップしたいと思います。その時は4人の青年の皆さん!期待してください。本日のスタッフは中村船長さん、丸井さん、伊藤さんと私の4人でした。        白いコウモリ